乳酸発酵する微生物が乳酸菌です

乳酸菌種類の属は6種類

    • ラクトバチルス(乳酸桿菌)⇒グラム染色陽性 菌の形状桿菌 好気性(増殖に酸素必要) 発酵で乳酸菌だけ作りるホモ/酸も作るヘテロ型
    • ビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)⇒グラム染色陽性  菌の形状桿菌) 嫌気(酸素なし) 酸も作るヘテロ型
    • エンテロコッカス⇒グラム染色陽性 菌の形状球菌 好気性(増殖に酸素必要) 発酵で乳酸菌だけ作りホモ型
    • ラクトコッカス(乳酸球菌)⇒グラム染色陽性 菌の形状球菌 好気性(増殖に酸素必要) 発酵で乳酸菌だけ作りホモ型
    • ペディオコッカス⇒グラム染色陽性 菌の形状球菌 好気性(増殖に酸素必要) 発酵で乳酸菌だけ作りホモ型
    •  ロイコノシュトック⇒グラム染色陽性 菌の形状球菌 好気性(増殖に酸素必要) 酸も作るヘテロ型

    気になる乳酸菌を、何種類かご紹介

    乳酸菌の種類
    善玉菌(乳酸菌)は約40種類程度存在すると言われております。

    主な善玉菌の種類として

    ・乳酸桿菌 (ラクトバチルス) はっ酵乳用乳酸菌

    ・L.カゼイ菌 ヨーグルトに多く含まれ、乳酸菌飲料にもよく利用される。生きて腸までとどくことができる。

    ・ビフィズス菌(腸管系乳酸菌)
    主に動物や腸内にいる。成人の腸にいる善玉菌の99.9%をビフィズス菌が占めております。
    乳酸菌は主役であるビフィズス菌のサポート役として有効に機能致します。

    ・B.ブレーベ菌 腸内でもっとも多く検出される菌のひとつ。乳酸菌飲料などによく利用されています。

    ・ラブレ菌
    京都の漬物(すぐき漬け)から発見されています。酸や塩分に強く胃液や腸液に耐え腸まで届き生き抜く
    るヨーグルトなどに含む乳酸菌に比較し10倍ともいわれる強いという特徴です。

    ・LG21
    明治乳業と東海大学との共同研究により発見された乳酸菌です。
    生きたまま胃に留まり、ピロリ菌の発生を抑制し胃腸の調子を整え胃潰瘍慢性胃炎の発症をおさえます。

    トマトLP14乳酸菌

    日清ヨーコが東京農業大学との共同開発で研究し、新しく発見した、なかなか面白い菌です。
    今までに全く聞いたこともない、トマトからの乳酸菌です。これなら、野菜不足の日本人にも良いかもしれません。リコピンなどの栄養素も期待できるのではありませんか。
    これは、もちろん植物性乳酸菌です。なんたって、トマトですから。赤いトマトに、乳酸菌?なんとなく、乳酸菌=白いなんて思いこんでいたのは、私だけなんでしょうか。
    これは、発酵臭が比較的少なく、匂いが気になる方にも摂りやすくなっているようです。植物性乳酸菌の中でも特に、胃酸などに非常に強いんです。
    本来動物性より、植物性の乳酸菌の方が酸などには強いのですが、特に、この菌は優れているようです。
    その為、生きたままというよりは、元気で活発のまま腸まで届く優れものなんです。腸に到達しても、そのまま活発に活動してくれるので効果も大きいようです。
    腸に着いたときに、すでにヘロヘロではお仕事できないですよね。当然です。それに強い証拠として、空腹時に摂取しても有効だということです。
    他の乳酸菌なら、胃酸の中に、ダイビングするなんて自殺行為の何物でもありません。それだけ、強さに自信ありということです。
    しかし、植物性乳酸菌は腸に定着しないことが多いため、常に習慣にして摂取し続けることが重要になります。
    それができれば、かなり効果は色んな分野で期待出来そうですよ。

    LG21菌

    これは、まさしくピロリ菌をやっつけるために選ばれた乳酸菌と言っても過言ではありません。
    もともと、日本の大学の先生がラクトバチルス属がピロリ菌に効果があると発見しました。その研究に、薬品会社が手を上げ共同研究、そしてもう一社も。
    そして、いろんな乳酸菌の中から、一番効果が大きいとされたのがLG21菌なのです。乳酸菌ですから、もちろん整腸作用などの基本的な働きはあります。
    このピロリ菌に対する殺菌能力においては、高い成果がありそうです。現に試験でも効果が大きく表れています。
    もともと、ピロリ菌は、胃酸に強く独自の隠れ方、逃げ方を編み出しています。その為、今まではなかなか攻撃できませんでした。
    しかし、今回は、ピロリ菌を攻撃するLG21菌ですから、そう簡単に逃げることはできません。ボクシングでいうなら、ピロリ菌をリングに連れてきて、対戦するような物。
    今までは、逃げてリングにいえ、試合会場に連れてくることすら難しかったのです。それをリングまで引きずりあげて、そこで正々堂々とパンチする、凄いやつなんです。
    そのために効果が目に見えてあるようなんです。それだけ、正面から立ち向かうのがLG21菌です。もちろん、他にも、ピロリ菌に効果がある乳酸菌もあります。
    一度、このLG21菌を試してみても良いですね。もちろん安心してください、胃や腸はパンチされませんから。あくまでも、ピロリ菌だけですよ。

    LGG乳酸菌

    現在、先進国ではアトピー性皮膚炎が大きな問題になっています。その中でも、新生児においては深刻な状態になりつつあります。
    そこで存在感がひと際あるのが、LGG乳酸菌。
    アメリカで発見され、その後、フィンランドで製品化した乳酸菌です。そのLGG乳酸菌の研究結果はイギリスの医学誌に発表されました。
    世界40か国以上で商品化されています。海外をまたにかける乳酸菌と言ったところでしょうか。
    妊婦さんを対象にLGG乳酸菌の試験をしたところ、LGG乳酸菌を摂取していた妊婦さんは23%、摂取していない妊婦さんは46%の赤ちゃんにアトピー性皮膚炎の
    発症が認められたようです。やはり効果があると思われます。しかし、LGG乳酸菌にかかわらず、妊婦さんの腸内環境を整えるということは、産まれてくる赤ちゃんにとって
    非常に重要なんです。また、その腸内環境を整えることが、母親のアレルギー体質を受け継がないということにつながる可能性があるようです。
    このような研究成果が、今後大きく活用されるのではないでしょうか。また、一人の親として、そうあることを心から望んでおります。

    EC-12(エンテロコッカス フェカリス菌 EC-12株)

    人由来の乳酸菌。他のヨーグルトなどの乳酸菌と比べると5分の1程度の大きさです。球状形態の非常に小さな乳酸菌です。
    耐熱性に極めて優れておりサイズが小さいためサプリメントによく使われています。この乳酸菌は死んだ菌でも腸に届くと有効に活用できます。
    花粉症やアレルギーの症状を緩和するといわれています。フェカリス菌は、将来的には、花粉症の薬に頼らないを目指して日々研究されています。
    それくらい、花粉症の効果期待が大きいものと思われます。また、消化吸収などを助け、整腸作用にも効果があり、全身の免疫アップ、コレステロール値も
    コントロールする効果があります。このフェカリス菌を摂取する場合には、オリゴ菌、ビフィズス菌など相性のいいものと一緒に摂取すると効果的です。

    乳酸菌の役割&長寿日本での課題とは?

    なかなか乳酸菌は、奥が深く種類も多くあり紹介しきれません。
    そこで、今日は、少し気になった菌を、何種類かご紹介します。

    健康食品で重要なポジションを占めている乳酸菌

    このように、いろんな菌が人間の為に日々頑張ってくれています。
    ここにあるのは氷山の一角にすぎません。まだまだ効果がある乳酸菌は沢山あります。
    研究の効果があり、現在では簡単に乳酸菌を選んで摂取することができます。
    今や、長寿になった日本。
    しかし、長寿になったゆえの様々な問題も抱えているのも、現実として否定できません。

    いかに、自分の足で、自分の頭で、長寿の人生を楽しく過ごすか、それが重要な課題になっている日本。

    そのせいか、少し前から、健康食品ブームが到来しています。
    その中で、重要なポジションを占めているのが、乳酸菌です。

    人間の腸には、全身の60%~70%もの免疫細胞が集中しており、
    小腸には、絨毛と言われる突起がびっしり壁に並んでいます。
    その中に、パイエル板があります。
    このパイエル板はウイルスなどの身体にとっての異物を感知してくれます。
    そのウイルスや細菌をリンパ球が排出します。
    このような仕組みで免疫細胞が働きます。
    この免疫細胞といっても、その働きの担う役割は、計り知れません。
    乳酸期の研究結果より、アレルギー、花粉症、便秘、がん、歯周病など多くに効果が認められつつあります。
    しかし、これらすべてに共通しているのは、整腸効果です。
    要するに、身体を整えるということにつながっている。
    今、先進国の中でがんによる死亡率が上がっているのは、日本だけです。

    そのような現実も踏まえ、日々の食生活、生活習慣を見直すことは、重要なことです。
    世界で一番の医療技術でありながら、がん死亡率が日本だけが増加しているという現状を、もっと考えなければいけない状況まできているのかもしれません。

    医療にすべてをゆだねるのではなく、自分自身での健康管理が今後の課題なってくるんではないでしょうか?
    それが長寿の国、日本の大きな課題ではないでしょうね・・・。